ルート・パス・コストは、STP関連の用語です。
STPは、Spanning Tree Protocolの略で、スパニング・ツリー・プロトコルと読みます。
ルートブリッジへ通じているパスがたくさんある場合、最短距離のパスを残して、それ以外のパスをブロックさせることでループになっている経路を遮断し、通過するフレームがループしてしまうネットワークの問題を回避する必要があります。
STPを導入したLANは、ルートブリッジを根っ子にした木構造になっています。
パスは幹や枝に相当します。
たくさんあるパスから最短距離のパスを見つけるために判断のよりどころとしている基準値がありまして、これをコストと言います。
最短距離のパスとは、最もコストが小さいパスを言います。
ルートブリッジという根っこから幹や枝を辿っていくと、LANに何台もスイッチが繋がっていれば、いくつもブリッジを通過していくことになります。
途中通過する一つ一つのブリッジの各ポートには、パス・コスト(Path Cost)が設定されていて、これらのパス・コストを合計したものをルート・パス・コストと言います。
STP
BPDU(Bridge Protocol Data Unit)
ブロードキャスト・ストーム
イーサーネット
LAN
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