ネットワーク技術用語集【TTL】(「LAN技術研究室」付録)

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TTLTime To Live

TTLは、Time To Liveの略で、IPパケットの寿命のことを示します。
言い換えると、IPパケットの有効時間、または、生存時間のことを言います。
TTLは、IPヘッダーのフィールドの一つにあります。
TTLは、ルーターを通過するたびに1ずつ減らすように決められています。
また、TTLのデフォルト値が64と決まっています。
TTLの数値は、中継するルーターの数または秒数で指定され、IPパケットがインターネットの中で生存できる最大の数または最大時間を示していて、この値が0になるとそのIPパケットは破棄されます。
秒数として指定する場合の最大値は255秒ですが、TTLの値を最大秒数で実装する例はほとんどないようです。
TTLに関しては、RFC1700に記載されています。
RFC1700も含めてRFCの詳細は、以下のサイトで御覧下さい。

RFC1700(英文)【IETF RFC Page】



関連用語

IPInternet Protocol



参照ページ

ネットワーク層プロトコル(IPv4)




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