MAC副層について説明する前にOSI参照モデルにおけるデータリンク層の構造について解説する必要があります。
以下の表では、OSI参照モデルの階層を下位3階層のみに限定して示しました。上位階層は省略しました。
レイヤ3 | ネットワーク層 | ||||
レイヤ2 |
| ||||
レイヤ1 | 物理層 |
御覧のように、レイヤ2のデータリンク層には、2つのサブレイヤ(副層)があります。
2つの副層の内、下の階層に位置するMAC副層は、メディアアクセス制御副層とも言い、英語でMedia Access Control SubLayerと訳されます。
MAC副層の任務は、実際に6オクテットのMACアドレス(Media Access Control Address)を使用して、イーサーネット対応機器間の送受信を行うことです。
そのすぐ下の物理層とは違い、ちょっとソフトウェアらしいところがあります。
MACアドレスには、宛先と送信元の2つがあるので、お互いを識別できるようになっています。
データリンク層やイーサーネットに関する詳細は、以下のページで参照できます。
イーサーネット
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