このUTPケーブルは、パソコン、ハブ、LANスイッチ、及び、ルーターなどを接続する際に使います。
UTPケーブルには規格があります。
米国のEIAとTIAという団体があり、ここで568Bという規格が定められました。
正しくは、EIA/TIA-568Bと言います。
EIA/TIA-568Bは、カテゴリxのxに記される数字が示すレベルごとに満たすべき条件を詳細に決めています。
カテゴリは、UTPケーブルやSTPケーブルの品質を表しています。
また、らせん状に銅線を何回束ねてある(何回よってある)かを知る上での基準を示しています。
カテゴリとそれに続く番号が大きいと、品質が向上し、銅線をよってある数が多いということを意味しています。
カテゴリとそれに続く番号は、1〜7まであります。最近ではCAT5、CAT5e、CAT6、CAT7をお店で見かけます。
最近では、CAT7が登場し、より品質が向上しました。
ケーブルを購入すると、袋にカテゴリをCATと記載している場合があります。
これはカテゴリを意味すると思って下さい。
CAT5に関しては、CAT5e(エンハンスドカテゴリ5)というものもあります。
高速なLAN環境では、できるだけCATに続く番号が大きい方が安定した通信を約束してくれます。
ページトップへ
ネットワーク技術用語集【か行】(「LAN技術研究室」付録)
ネットワーク技術用語集【五十音順マップ】(「LAN技術研究室」付録)
サイトマップ(LAN技術研究室の案内図)
LAN技術研究室のトップページへ
© 2007 Toyozi Masuda All rights reserved.