ネットワーク技術用語集【SNAP】(「LAN技術研究室」付録)
用語の分野)LAN
SNAP関連技術用語)
1. LLC副層
2. データリンク層
3. イーサーネット
4. IEEE802.3
5. OSI参照モデル
S
SNAP(Subnetwork Access Protocol)
以下の表は、IEEE802.3仕様のMACフレームです。
MACフレーム(IEEE802.3)
終点MACアドレス | 始点MACアドレス | フレーム長 |
DSAP | SSAP | 制御 |
OUI | 上位プロトコルタイプ |
データ | FCS |
SNAPは、Subnetwork Access Protocolの略で、スナップと読みます。
SNAPは、サブネットワーク・アクセス・プロトコルのことを言います。
上記のIEEE802.3仕様のMACフレームでは、終点MACアドレスからフレーム長までは、MACヘッダーと言い、DSAPとSSAPと制御の部分は802.2LLCヘッダーと言い、OUIと上位プロトコルタイプの部分は802.2SNAPヘッダーと言います。
802.2SNAPヘッダーの最初のOUIは、IEEEという組織の識別子(Organizationally Unique Identifier)で3オクテットあります。
続く上位プロトコルタイプは、DIX仕様のMACフレームにあるイーサーネットタイプと同じものです。
上位レイヤがどんなプロトコルであるかを示します。
この上位レイヤに相当する階層がネットワーク層です。
この802.2SNAPヘッダーと対応する部分は、SNAPというプロトコルが担当しています。
参照ページ
イーサーネット
関連用語
イーサーネット
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