MAUには、Media Access Unitの略とMedia Attachment Unitの略の二つがあります。
ちょっと混乱しますが、前者は昔良く10 BASE-5というバス型LANのトポロジ(LANのネットワーク形態)で使われていたトランシーバのことを指します。
今主流の10 BASE-T以上の高速LANを含むLANでは、トポロジはスター型です。
後者は、RJ-45コネクタと結線する方のMedia Attachment Unitです。
後者のMAUは、ネットワーク上でデータの送受信を行う際にデジタル信号とアナログ信号の相互変換とコリジョン(信号の衝突)の監視などを行います。
これがリピータハブやLANアダプタに内蔵されています。
MAU(Media Attachment Unit)という電子回路の中に、前述のもう一つのMAU(Media Access Unit)を内蔵しています。
Media Access Unitは、前述の通りトランシーバで、こちらは10 BASE-T用です。
昔の10 BASE-5では、でかい機械が外にむき出しだったわけです。
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