LAN技術研究室(LANに関心がある人のために情報を提供しているサイト)

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LAN関連技術

WAN

ADSLFTTHについて

ADSL


ADSLは、既存の電話線が使えて導入が容易なため、急速に普及しつつあります。
また、ADSLは電話と同時に使えるのも魅力です。
同時に使えるようにするための器具は下の写真にあるスプリッターと呼ばれ、プロバイダーのADSLコースの契約をするとADSLモデムと一緒に付いてきます。

スプリッター

ADSLモデムは下の写真にあるような機械(通信機器)です。
上に載っているのは、セキュリティ面で優れているブロードバンドルーターです。
下にあるのがADSLモデムです。

ADSLモデムの上に載ったブロードバンドルーター

ADSLモデムだけでもブロードバンドルーターとしての機能があるので、複数のパソコンで同時にインターネットを利用することもできますが、セキュリティの設定が容易でセキュリティ面で優れた機能があるブロードバンドルーターをあえて別に購入して使っています。
これは、Webサイトを公開しているのでセキュリティを強化する必要があるからです。
単にインターネットに接続してネットサーフィンをするだけならADSLモデムだけで十分と思います。
ADSLモデムの上に載っているのが、私が持っているブロードバンドルーターで、NTT−MEから発売されているBA6000という製品です。
不正アクセスを自動的に検知して、電子メールで知らせてくれる優れた機能があります。
不正アクセス防止関連の設定が非常に楽でした。全体的に設定が楽です。
ADSLモデム付属のルーター機能を使うより設定が楽でした。
ブロードバンドルーター製品ページに製品紹介があります。
かなり安い製品でネット上では5000円以下で売っているところもありました。
ブロードバンドルーターの話はこのくらいにしましょう。
これの下にあるADSLモデムの話をしましょう。
ADSLモデムの場合、接続形態が二種類あります。
パソコンが1台しかなく、直接インターネットに繋ぎたい場合はPPPoEというプロトコルを利用して接続することになります。
この場合、プロバイダーやOS(基本ソフト)から提供されたPPPoEソフトが必要になります。
2台以上あり、複数の人が同時にインターネットに繋ぎたい場合などは、ADSLモデムをルーターモードに設定して接続します。
この場合はPPPoEというプロトコルを利用しません。
パソコンが1台しかなく、直接インターネットに繋ぎたい場合は、パソコンとADSLモデムを直接ストレートケーブルで接続することになり、ADSLモデムをブリッジモードで接続します。
ルーターモードの場合は、ハブとパソコンをLANに接続して使うのと同じです。
別な見方をすると、両者の接続方法は接続する時のレイヤプロトコル階層)が異なるのです。
ADSLなどのブロードバンドを利用する場合、OSを考慮する必要があります。
現状では、Windows® XPがベストチョイスとなり、Windows® 2000やWindows® Meでもかまいません。
Windows® 98やWindowsNT®などの古いWindows®はあまりブロードバンドには適しませんが、まったく使えないわけではありません。
TCPTransmission Control Protocolのページで説明したTCPヘッダーウィンドーサイズという項目がありまして、この項目の値が古いWindows®では小さいため、通信のパフォーマンスが悪いです。
これとMTU(一度に送信するたデータ量をコントロールするためのパラメータ)を調整することでADSLの通信速度を上げられます。
これらの調整ができるフリーソフトがあるのでここで御紹介しましょう。私も以前Windows® 98で使っていました。
それはEditMTUというソフトです。
MTU,RWINなどの簡単調整のサイトでEditMTUを紹介しています。ダウンロードもできます。
窓の杜でもダウンロードできます。


FTTH光ファイバー


次にブロードバンドの中でも最も速いFTTH光ファイバー)について御紹介しましょう。
FTTH光ファイバー)の意味は、IT用語辞典(光ファイバーで調べられます。
FTTH光ファイバー)とADSLの速度の比較に関しては、FTTH光ファイバー) vs ADSLを参照すると良いです。
FTTH光ファイバー)についての基礎知識を身に付けるには、以下のサイトで学習すると良いです。

BizTech Special FTTHの衝撃
通信料金総合研究所【FTTHの基礎知識】
プラスチック光ファイバーの基礎知識
インフラ探検隊
光ファイバーの基礎知識

上記のサイトでFTTH光ファイバー)についてだいたい基礎知識を身に付けてこれからFTTH光ファイバー)を導入したいかたは、プロバイダーとFTTH光ファイバー)のコースに加入する必要があります。
既存の回線からの移行も検討する必要があるかたもおられると思いますが、その場合も加入しているプロバイダーのホームページを参照します。
新規に加入したり、この際プロバイダーの乗り換えを考えるなら絶好のチャンスです。


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